
しかし、いざ契約を検討すると次のような悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
- 大手キャリアは料金が高い
- 格安SIMでも問題なく使えるのか不安
- SNSトラブルや使いすぎが心配
- フィルタリング機能は利用できるのか知りたい
- 親名義で契約できるのか分からない

LINEや学校連絡、YouTube視聴、学習アプリの利用が中心であれば、大手キャリアでなくても快適に利用できます。月額料金も1,000円〜3,000円程度に抑えられるため、家計への負担も大きくありません。
なかでも、LINEMOやワイモバイルは通信品質と安心感のバランスが良く、中学生の初めてのスマホとして人気があります。
この記事では、中学生におすすめの格安SIMや選び方、必要なデータ容量、契約時の注意点まで保護者目線で詳しく解説します。
この記事でわかること
- 中学生におすすめの格安SIM
- 失敗しない選び方
- 必要なデータ容量の目安
- フィルタリングや見守り機能
- 親名義契約の注意点
目次
中学生に格安SIMがおすすめな理由

中学生のスマホは、大手キャリアではなく子供向け格安SIMを選ぶ家庭が増えています。
理由は単純で、中学生の利用スタイルと格安SIMの料金体系が非常に相性が良いためです。
ここでは、格安SIMがおすすめされる理由を解説します。
通信費を大幅に抑えられる
最大のメリットは月額料金の安さです。
大手キャリアでは毎月5,000〜7,000円程度かかるケースもありますが、格安SIMなら1,000〜3,000円程度で利用できます。
| 種類 | 月額料金の目安 |
|---|---|
| 大手キャリア | 5,000〜7,000円 |
| 格安SIM | 1,000〜3,000円 |
兄弟姉妹がいる家庭では、年間数万円以上の節約になるケースも珍しくありません。
また、家族割を利用できるサービスも多く、家族全体の通信費を見直すきっかけにもなります。
LINEや学校連絡なら十分な通信品質
中学生のスマホ利用は以下のような用途が中心です。
- LINEで友達や家族と連絡
- YouTubeの視聴
- 学習アプリの利用
- 部活動の連絡
- 地図やGPSの利用
これらの使い方であれば、多くの格安SIMで問題なく利用できます。
近年は通信品質も向上しており、大手キャリアの回線を利用しているサービスであれば、日常利用で大きな不満を感じる場面は少ないでしょう。
通信速度が気になる方は、以下の記事も参考にしてください。
親が管理しやすい
中学生のスマホで重要なのは料金だけではありません。
近年はSNSトラブルや長時間利用への不安から、見守り機能やフィルタリングを重視する家庭が増えています。
多くの格安SIMでは、以下のような機能を利用できます。
- 利用時間制限
- アプリ制限
- Webフィルタリング
- 位置情報共有
- スクリーンタイム管理

スマホを持たせる不安を軽減できる点も、格安SIMが選ばれている理由のひとつです。
中学生向け格安SIMの選び方
中学生向け格安SIMを選ぶ際は、料金だけで決めないことが重要です。
特に以下の4つを確認しておくと失敗しにくくなります。
データ容量で選ぶ

まず確認したいのがデータ容量です。
中学生の場合、LINEだけなのか、YouTubeを見るのかによって必要な容量が変わります。
| 利用内容 | 必要容量 |
|---|---|
| LINE中心 | 3〜5GB |
| 動画視聴あり | 10GB前後 |
| 動画・SNSを頻繁に利用 | 20GB以上 |
家庭でWi-Fiを利用している場合は、5GB〜10GB程度でも十分なケースが多いでしょう。
逆に通学中に動画視聴をする場合は、20GB以上を検討したほうが安心です。
フィルタリング機能の有無を確認する

18歳未満の利用者に対しては、青少年保護の観点からフィルタリングサービスの提供が求められています。
格安SIMによっては独自のフィルタリングサービスを提供している場合もありますが、iPhoneやAndroidの標準機能を活用する家庭も増えています。
- iPhone:スクリーンタイム
- Android:ファミリーリンク
- キャリアのフィルタリングサービス
- 見守りアプリ
子どもの年齢や利用目的に合わせて設定すると安心です。
通信品質を確認する
格安SIMはサービスによって通信品質が異なります。
昼休みや夕方に速度が低下するサービスもあるため、利用回線や実測データを確認しておきましょう。
特に次のサービスは通信品質の評価が高い傾向があります。
- LINEMO(ソフトバンク回線)
- ahamo(ドコモ回線)
- ワイモバイル(ソフトバンク回線)
- UQモバイル(au回線)
詳しい速度比較はこちらの記事で解説しています。
家族割やセット割も確認する
保護者が同じ通信会社を利用している場合は、家族割が適用できるケースがあります。
| サービス | 家族割 |
|---|---|
| ワイモバイル | あり |
| UQモバイル | あり |
| LINEMO | なし |
| IIJmio | なし |
家族全員で乗り換える場合は、家族割を含めた総額で比較するとお得になることがあります。
親名義で契約できるか確認する
中学生は基本的に本人契約ができません。
ほとんどの格安SIMでは、保護者による親名義契約が必要です。利用者登録を子どもに設定することで、実際に利用するのは中学生本人でも問題ありません。
契約条件は各社によって異なるため、申し込み前に確認しておきましょう。
中学生向け格安SIMの選び方まとめ
- 5〜10GBを目安に選ぶ
- フィルタリング機能を確認する
- 通信品質を確認する
- 家族割を比較する
- 親名義契約の条件を確認する
次の章では、中学生におすすめの格安SIM7社を料金や安全性、通信品質まで詳しく比較します。
中学生におすすめの格安SIM7選
中学生向けの格安SIMを選ぶ際は、単純な安さだけではなく、通信品質やフィルタリングのしやすさ、親名義契約のしやすさも重要です。
まずはおすすめ7社を比較してみましょう。
| SIM | 月額料金 | フィルタリング | 家族割 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| LINEMO | ◎ | ○ | △ | ★★★★★ |
| ワイモバイル | ○ | ◎ | ◎ | ★★★★★ |
| UQモバイル | ○ | ◎ | ◎ | ★★★★★ |
| IIJmio | ◎ | ○ | △ | ★★★★☆ |
| ahamo | ○ | ○ | △ | ★★★★☆ |
| mineo | ○ | ○ | △ | ★★★★☆ |
| 日本通信SIM | ◎ | △ | × | ★★★★☆ |
LINEMO
中学生の初めてのスマホとして最もおすすめしやすいのがLINEMOです。
LINEギガフリーに対応しており、LINEのトークや通話でデータ容量を消費しません。
友達との連絡手段がLINE中心の中学生には非常に相性の良いサービスです。
| 回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|
| 月額料金 | 3GB・10GBプランあり |
| LINE利用 | ギガ消費なし |
| 家族割 | なし |
メリット
- LINEが使い放題
- 通信品質が高い
- 月額料金が安い
- ソフトバンク回線で安定している
デメリット
- 家族割がない
- 店舗サポートがない
向いている人
- LINE利用が中心の中学生
- 料金を抑えたい家庭
- 通信品質を重視する人

ワイモバイル
サポート体制を重視する家庭にはワイモバイルがおすすめです。

家族割も利用できるため、家族全体の通信費を見直したい家庭にも向いています。
メリット
- 店舗サポートがある
- 家族割が利用できる
- 通信品質が高い
- フィルタリングサービスが利用しやすい
デメリット
- 最安クラスではない
- オンライン専用SIMよりやや高い
向いている人
- サポート重視の家庭
- 家族で乗り換えたい人
- 店舗相談したい人
出典:ワイモバイル公式サイト
UQモバイル
au回線を利用したい家庭にはUQモバイルがおすすめです。
通信品質の評価が高く、昼休みや夕方でも比較的安定した速度が期待できます。
自宅のインターネット回線とのセット割が利用できる場合もあります。
メリット
- au回線で安定している
- 店舗サポートがある
- 家族割が利用できる
- 見守り設定がしやすい
デメリット
- 最安料金ではない
- 割引条件が複雑な場合がある
向いている人
- au利用者の家庭
- 通信品質重視の人
- サポートを重視する人
出典:UQモバイル公式サイト
IIJmio
料金の安さを重視するならIIJmioも有力候補です。
小容量プランが充実しており、LINE中心の利用なら毎月の通信費を大幅に節約できます。
メリット
- 月額料金が安い
- 少容量プランが豊富
- 端末セットがお得
- データシェアが可能
デメリット
- 昼休みに速度低下する場合がある
- 店舗サポートがない
向いている人
- できるだけ安く利用したい人
- Wi-Fi中心で使う家庭
- 通信費を節約したい人
出典:IIJmio公式サイト
ahamo
20GB以上使う中学生にはahamoが適しています。
動画視聴やSNS利用が多い場合でも容量不足になりにくく、高校生になってからも継続利用しやすいサービスです。
メリット
- 大容量プラン
- ドコモ回線で安定
- 追加料金が少ない
- 将来的にも使いやすい
デメリット
- 月額料金はやや高め
- 少容量利用には割高
向いている人
- YouTubeをよく見る人
- 動画視聴が多い人
- 高校進学後も使いたい人
出典:ahamo公式サイト
mineo
mineoは独自サービスが充実している格安SIMです。
ユーザー同士のコミュニティが活発で、節約モードなど独特の機能があります。
メリット
- 料金が比較的安い
- 節約モードが使える
- コミュニティが活発
- 柔軟なプランが選べる
デメリット
- 時間帯によって速度差がある
- 店舗が少ない
向いている人
- 節約を重視する人
- Wi-Fi中心で使う人
- 細かく設定したい人
出典:mineo公式サイト
日本通信SIM
月額料金の安さを最優先するなら日本通信SIMも候補になります。
小容量プランのコストパフォーマンスが非常に高く、LINE中心の利用なら毎月の負担を大きく抑えられます。
メリット
- 月額料金が安い
- 低容量プランが充実
- シンプルな料金体系
デメリット
- 家族割がない
- 店舗サポートがない
- 見守りサービスは少ない
向いている人
- 最低限の利用しかしない人
- 費用を最優先する家庭
出典:日本通信SIM公式サイト
中学生に必要なデータ容量は何GB?

格安SIM選びで最も悩みやすいのがデータ容量です。
契約後に容量不足になると追加料金が発生するため、利用スタイルに合った容量を選びましょう。
5GBがおすすめなケース
以下のような利用なら5GB前後で十分です。
- LINE中心
- 家のWi-Fi利用が多い
- 学校の連絡アプリ
- 軽い調べもの
- GPS利用
特に中学1年生で初めてスマホを持つ場合は、5GBから始める家庭が多くなっています。
10GBがおすすめなケース
最もバランスが良いのが10GBです。
- YouTubeをたまに見る
- SNSを利用する
- 通学中に動画を見る
- 学習アプリを使う
多くの中学生は10GB前後で十分に利用できます。
迷った場合は10GBプランを選ぶと失敗しにくいでしょう。

20GB以上がおすすめなケース
次のような使い方をする場合は20GB以上を検討しましょう。
- YouTubeを毎日見る
- SNS利用時間が長い
- Wi-Fi環境が少ない
- 動画視聴が多い
- 高校進学後も利用予定
特に部活動の移動時間が長い場合や、塾の行き帰りに動画を見ることが多い場合は、大容量プランのほうが安心です。
中学生のスマホ利用シミュレーション
実際の利用例から必要な通信量を考えてみましょう。
| 利用内容 | 月間通信量の目安 |
|---|---|
| LINE | 1GB未満 |
| YouTube(週数回) | 3〜5GB |
| SNS利用 | 1〜3GB |
| 学習アプリ | 1GB前後 |
| 地図・GPS | 1GB未満 |

学年別のおすすめプラン
中学1年生
- 5GB前後
- フィルタリング重視
- LINE中心の利用
おすすめ:LINEMO・IIJmio
中学2年生
- 10GB前後
- SNS利用が増える時期
- 学習アプリ利用も増える
おすすめ:LINEMO・UQモバイル
中学3年生
- 10〜20GB
- 塾や動画利用が増える
- 高校進学後も利用するケースが多い
おすすめ:ahamo・ワイモバイル
結論:迷ったらこの2社
- 料金と使いやすさ重視ならLINEMO
- サポート重視ならワイモバイル

よくある質問
中学生に何GB必要ですか?
家庭にWi-Fi環境がある場合は、5GB〜10GB程度が目安です。
LINEや学校連絡、調べもの程度なら5GBでも十分利用できます。YouTubeやSNSの利用が増える場合は10GB以上がおすすめです。
動画視聴が多い場合や塾への通学時間が長い場合は、20GBプランも検討しましょう。
親名義で契約できますか?
はい。ほとんどの格安SIMは親名義契約に対応しています。
中学生本人が契約者になることは基本的にできませんが、契約者を保護者、利用者を子どもとして登録できます。
契約条件は各社によって異なるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。
引用:ahamo契約条件
格安SIMは危険ではありませんか?
格安SIM自体が危険ということはありません。
大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、通話や通信の安全性は基本的に同じです。
ただし、SNSトラブルやスマホの長時間利用は格安SIMに限らず注意が必要です。
以下の対策を行うと安心です。
- フィルタリングを設定する
- 利用時間を制限する
- アプリのインストールを管理する
- 家族で利用ルールを決める
フィルタリングは利用できますか?
利用できます。
iPhoneならスクリーンタイム、Androidならファミリーリンクを利用することで、利用時間やアプリ制限を設定できます。
また、一部の通信会社では独自のフィルタリングサービスも提供しています。
LINEは利用できますか?
もちろん利用できます。
現在の中学生の連絡手段はLINEが中心となっており、ほとんどの格安SIMで問題なく利用可能です。
特にLINEMOはLINEギガフリーに対応しているため、トークや通話によるデータ消費を気にせず使えます。
月額料金の平均はいくらですか?
中学生のスマホ代は月額1,000円〜3,000円程度が平均的です。
大手キャリアを利用すると5,000円以上になることもありますが、格安SIMなら大幅に通信費を抑えられます。
家族割やセット割を利用できる場合は、さらに安くなるケースもあります。
iPhoneでも利用できますか?
はい。ほとんどの格安SIMはiPhoneに対応しています。
中古iPhoneやお下がりのiPhoneを利用する家庭も多く、初期費用を抑えやすい点もメリットです。
ただし、利用する端末がSIMロック解除済みかどうかは事前に確認しておきましょう。
通信速度は遅くありませんか?
近年の格安SIMは通信品質が大きく向上しています。
LINEやYouTube、学校連絡アプリの利用で困る場面は少ないでしょう。
ただし、一部のMVNOでは昼休みや夕方に速度低下することがあります。
通信品質を重視する場合は、LINEMO、ahamo、ワイモバイル、UQモバイルがおすすめです。

学割はありますか?
格安SIMは大手キャリアのような学割を実施していない場合が多いです。
その代わり、もともとの料金が安いため、結果的に学割よりお得になるケースもあります。
キャンペーンやポイント還元が実施されることもあるため、申し込み時期も確認しておきましょう。
高校生になっても利用できますか?
もちろん継続利用できます。
特にLINEMOやahamo、ワイモバイルは高校生になってからも十分使える通信品質とデータ容量を備えています。
長く使えるプランを選んでおくと、乗り換えの手間も減らせます。
中学生にスマホを持たせる際の注意点
格安SIMを契約する前に、家庭内でルールを決めておくことも重要です。

利用時間を決める
夜遅くまでスマホを使い続けると、睡眠不足や生活リズムの乱れにつながることがあります。
スクリーンタイムやファミリーリンクを活用し、利用時間を管理しましょう。
SNS利用のルールを決める
友達同士のトラブルを防ぐためにも、SNS利用のルール作りは重要です。
- 個人情報を公開しない
- 知らない人とやり取りしない
- 困ったときは保護者へ相談する
- 深夜の利用は控える
料金の上限を把握する
データ追加購入や有料アプリによる課金にも注意しましょう。
クレジットカード登録やアプリ課金については、保護者が管理することをおすすめします。
まとめ|中学生のスマホは格安SIMで十分

中学生のスマホは、必ずしも大手キャリアである必要はありません。
LINEや学習アプリ、部活動の連絡などが中心であれば、格安SIMでも十分に快適に利用できます。
中学生におすすめの格安SIMまとめ
- 総合おすすめ:LINEMO
- サポート重視:ワイモバイル
- 通信品質重視:UQモバイル
- コスパ重視:IIJmio
- 大容量利用:ahamo
- 節約重視:日本通信SIM
特に迷った場合は、LINE利用との相性が良く通信品質にも優れるLINEMOがおすすめです。
一方で、店舗サポートや家族割を重視するならワイモバイルも有力な選択肢になります。
お子さんの利用目的や家庭のルールに合わせて、安心して使えるスマホ環境を整えてあげましょう。