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メダカの水温を下げる方法|夏の屋外・室内の対策と氷の注意点

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メダカ 水温 下げる方法

「メダカの水温が高いけど、どうやって下げればいい?」

「夏場はどんな対策をすればいい?」

「水温が高いときに氷を入れても大丈夫?」

メダカを飼育していると、夏場に水温が上がりすぎて心配になることがあります。

結論からいうと、メダカの水温を下げたいときは、まず直射日光を避け、飼育容器の置き場所や水量、風通しを見直しましょう。

屋外なら「日よけ・置き場所」、室内なら「直射日光・室温」を確認し、それでも水温が高い場合に冷却用品を検討します。

 

水温が高くなる原因 まず行う対策
直射日光が当たる すだれ・よしずなどで日陰を作る
午後に水温が上がる 置き場所を変更する
水位が下がっている 水温差に注意して足し水する
室内が暑い 窓際を避け、室温を下げる
それでも高い 冷却ファンを検討する
水面でパクパクする 酸素不足も確認する

 

氷や極端に冷たい水を使って、急激に水温を下げるのは避けてください。

この記事では、「水温が高いときに何をすればいいのか」を、屋外・室内の飼育環境別に分かりやすく整理します。

 

メダカの水温が高いときは、まず3つ確認

 

水温が高いと感じたら、いきなり水を冷やすのではなく、次の3つを確認しましょう。

  1. 現在の水温
  2. 直射日光が当たっていないか
  3. メダカに普段と違う様子がないか

まず水温を測る

気温だけでは、飼育容器の水温は判断できません。

同じ屋外でも、直射日光の当たり方、容器の大きさ、水量、設置場所などによって水温は変わります。

そのため、まず水温計で実際の水温を確認しましょう。

水温計を持っていない場合は、先に水温を確認できる環境を作ると、その後の対策を判断しやすくなります。

「メダカ 水温計おすすめ」

直射日光を確認する

屋外で水温が上がっているなら、最初に確認したいのが直射日光です。

夏の屋外飼育では、すだれやよしずなどを使って日陰を作り、水温上昇を和らげる方法があります。出典:GEX

つまり、水温が高いからといって最初から冷却用品を使うのではなく、まず日差しを弱めることが基本になります。

メダカの様子を確認する

水温計の数字だけでなく、メダカの様子も確認してください。

例えば、

  • 水面付近に集まっている
  • 普段より動きが鈍い
  • 餌への反応が悪い
  • 水面で口をパクパクさせている

など、普段と違う様子がないかを見ます。

特に水面で口をパクパクさせている場合は、水温だけでなく酸素不足なども考える必要があります。

 

水温を下げるなら、この順番で対策

水温が高いときは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。

① 直射日光を避ける

② 飼育容器の置き場所を見直す

③ 水量を確認する

④ 風通しを確保する

⑤ 必要なら冷却用品を使う

ポイントは、「水を冷やす」より先に「水温が上がる原因を取り除く」ことです。

 

① 直射日光を避ける

屋外飼育で水温が上がっているなら、まず日差しを確認しましょう。

すだれやよしず、遮光ネットなどを利用して、飼育容器に強い直射日光が当たり続けないようにします。

ただし、容器を完全に覆ってしまう必要はありません。

強い直射日光を避けながら、飼育環境の明るさと風通しも確保することを意識しましょう。

 

② 飼育容器の置き場所を見直す

日よけを設置するだけでなく、飼育容器そのものをどこに置くかも確認しましょう。

例えば、

  • 午後に建物の影になる場所
  • 強い日差しが長時間当たらない場所
  • 風が通る場所

などです。

特に、朝よりも午後に水温が大きく上がる場合は、午後の日差しが原因になっていないか確認してください。

編集部のアドバイス

水温対策では、冷却用品を追加する前に「何時ごろから水温が上がっているのか」を確認するのがおすすめです。午後だけ上昇するなら、日よけや設置場所の変更だけで対応できる可能性があります。

 

③ 水量を確認する

夏場は水の蒸発によって水位が下がることがあります。

水量が少ない容器は、外気や日差しの影響を受けやすく、水温が変化しやすくなります。そのため、水位が大きく下がっている場合は、水量も確認しましょう。

水を補給するときは、カルキを抜いた水を使用し、飼育水との温度差が大きくならないように注意してください。

屋外飼育では急な水温変化を避けるため、水換えや足し水をするときも、飼育水との水温差が大きくならないようにします。水道水を使用する場合はカルキ抜きを使用し、水温を合わせてから使いましょう。出典:GEX

なお、「水温を下げたいから」と冷たい水を大量に入れて、水温を一気に下げるのは避けてください。水温を下げることよりも、飼育環境を急激に変えないことを優先しましょう。

「メダカ カルキ抜きおすすめ」

 

④ 風通しを確保する

日陰を作っても、周囲に熱がこもっている場合は風通しも確認しましょう。

屋外なら、飼育容器の周囲に物を置きすぎていないか確認し、室内なら、水槽周辺の室温や空気の流れを確認してください。

ただし、強い風や水流を直接メダカに当て続ければよいわけではありません。

水面周辺の熱がこもらない環境を作ることを意識しましょう。

 

⑤ 室内なら冷却ファンを検討する

室内水槽で水温が高くなる場合は、水槽用の冷却ファンを使う方法があります。

冷却ファンは水面に風を当て、蒸発による冷却を利用する仕組みです。

使用する場合は、水温だけでなく水位の低下にも注意してください。

また、冷却ファンを設置すれば必ず十分に水温が下がるとは限りません。

まず、

  • 窓際に置いていないか
  • 直射日光が当たっていないか
  • 室温が高くなっていないか

を確認し、それでも水温が高い場合に検討しましょう。

 

屋外と室内では、優先する対策が違う

同じ「水温が高い」という悩みでも、飼育環境によって確認するポイントが変わります。

屋外飼育なら「日差し」から確認

屋外では、

日差し → 置き場所 → 水量 → 風通し

の順番で確認するのがおすすめです。

特に一日中直射日光が当たる場所なら、まず日よけや設置場所を見直します。

夏場の屋外飼育では水温の極端な上昇を避けるため、すだれやよしずなどで日陰を作る方法があります。出典:テトラ

室内飼育なら「直射日光」と「室温」を確認

室内だから水温が上がらないとは限りません。

窓際の水槽は日射の影響を受けますし、室温が高ければ水温も上昇します。

そのため、

  1. 窓際ではないか
  2. 直射日光が当たっていないか
  3. 室温が高くなっていないか

を確認しましょう。

それでも水温が高い場合は、冷却ファンなどを検討します。

 

水温を下げるために、やってはいけないこと

水温が高いと焦ってしまいますが、急激に水温を変える方法は避けましょう。

氷を直接入れない

水温が高いと、氷を入れて一気に冷やしたくなるかもしれません。しかし、飼育水の温度を急激に変える方法は避け、まずは日よけや置き場所の見直しから始めましょう。

まずは、

日よけ → 置き場所 → 水量・風通し

を見直しましょう。

冷たい水を大量に入れない

水温が高いからといって、非常に冷たい水を一度に大量に入れるのも避けましょう。

水換えが必要な場合も、飼育水との温度差が大きくならないようにし、水換え時には水温を合わせて使用するようしましょう。出典:GEX

水換えの具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

「メダカ 水換えポンプおすすめ」

 

高水温のときは「酸素不足」にも注意

水温が高いときは、水温だけでなく酸素の状態にも注意しましょう。

水は温度が高くなるほど、溶かして保持できる酸素量が少なくなります。

米国環境保護庁(EPA)も、水温が高くなると水中に酸素が溶け込みにくくなり、暖かい水は冷たい水より溶存酸素を保持しにくいと説明しています。さらに、流れが遅い水では水温が上がりやすく、酸素の供給も少なくなる可能性があるとしています。

また、USGSの資料では、淡水の酸素溶解度は海面付近の標準気圧で20℃では約9.1mg/L、30℃では約7.5mg/Lとされており、水温が上がるほど飽和状態で保持できる酸素量が低下することが確認できます。

つまり、水温が高い夏場は、低水温のときより酸素不足に注意が必要です。

 

水面でパクパクしているなら要注意

メダカが水面付近に集まり、口をパクパクさせている場合は、酸素不足などの可能性があります。出典:米国環境保護庁(EPA)

その場合は、

  • 水温
  • 飼育密度
  • 水の汚れ
  • 水面の状態
  • エアレーションの有無

などを確認しましょう。

エアレーションを使用する場合も、メダカが泳ぎにくくなるほど強い水流にする必要はありません。

編集部の考察

高水温時は「水温を何℃下げるか」だけを考えるのではなく、メダカの様子も合わせて確認することが重要です。特に水面でパクパクしている場合は、水温対策だけでなく酸素不足など別の原因も確認する必要があります。

 

状況別|どの対策を選べばいい?

迷ったときは、次の表を目安にしてください。

今の状況 まず行う対策
直射日光が当たっている 日よけを作る
午後に水温が上がる 午後の日差しを遮る・置き場所を変更
夏場に水位が下がっている 水量を確認する
日陰でも暑い 風通し・設置場所を見直す
室内水槽が高温になる 窓際・直射日光・室温を確認
環境を見直しても室内水温が高い 冷却ファンを検討
水面でパクパクしている 酸素不足も確認
急いで水温を下げたい 氷・冷水で急激に冷やさない

すべての対策を一度に行う必要はありません。

今の環境で水温が上がっている原因を確認し、必要な対策から始めましょう。

 

水温対策に必要な用品は?

水温が高いからといって、最初から冷却用品を揃える必要はありません。

水温計

まず必要なのは、現在の水温を確認できることです。

実際の水温を確認できれば、日よけや設置場所を変更した後に、どの程度変化したかも確認できます。

日よけ用品

屋外飼育では、すだれやよしず、遮光ネットなどを利用できます。

ただし、購入する前に「どの時間帯に直射日光が当たっているか」を確認することが先です。

冷却ファン

室内水槽で水温が上がる場合は、冷却ファンを検討できます。

使用すると水が蒸発しやすくなるため、水位も確認しましょう。

 

まとめ|メダカの水温は「冷やす」より「上げない」

メダカの水温が高くなったときは、いきなり水を冷やすのではなく、水温が上がる原因を取り除くことから始めましょう。

まず確認するのは、

  • 現在の水温
  • 直射日光
  • 飼育容器の置き場所
  • 水量
  • 風通し
  • メダカの様子

です。

屋外なら、日よけと置き場所から確認。

室内なら、直射日光と室温を確認し、それでも水温が高ければ冷却ファンを検討します。

また、高水温時は酸素不足にも注意が必要です。水温が上がるほど水中に保持できる酸素量は減るため、水面でパクパクしている場合は水温だけでなく酸素の状態も確認してください。

そして、水温を下げたいからといって、氷や冷たい水で急激に冷やすのは避けましょう。

まず今日の水温を確認し、直射日光と置き場所から見直す。

これが、メダカの水温対策を始める第一歩です。

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